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2010.05.2723:59

「多摩川の母」逝く…王、長島の成長見守った名物女将(スポーツ報知)

 ON、堀内、原、桑田氏ら往年の巨人ナインが通った東京・大田区の旧多摩川グラウンド近くのおでん店「グランド小池商店」の女将(おかみ)・小池まつさんが、16日午前8時27分に多臓器不全のため都内の病院で死去していたことが19日、分かった。82歳だった。まつさんは、巨人が多摩川から撤退した98年以降も夫の三郎さん(88)と味を守り続けた。83歳の誕生日になるはずだった20日に通夜、翌21日に葬儀・告別式が行われる。

 Gナインが愛した名物おでん店の名物女将が帰らぬ人となった。

 小池さんは今月6日に肺炎をこじらせて高熱を出し、救急車で病院に搬送されて入院。その後、一時は回復の兆しもあったが、16日朝に容体が急変し死去した。6日以降、店を臨時休業にして付き添った三郎さんは「おばあちゃん、早く良くなってね」と手を握り続けて祈ったが、届かなかった。

 まつさんは4年前にも一度体調を崩して入院したことがあったが、先月まで元気に店に立って自慢のおでんを提供していた。長女の高橋文子さん(56)は「4年前からは薬を飲んだりしていたんですけど、弱音を吐かない母なんです。『つらいところないの?』って聞いても、すぐ『ないよ』って。強い人でした」と静かに話した。三郎さんは、長年連れ添った伴侶に先立たれてから風邪をひいて寝込んでいるという。

 埼玉県出身のまつさんは、52年に三郎さんと結婚。夫婦で薪(まき)や炭などの燃料を売る店を営んでいたが、55年に多摩川グラウンドが開場して店の前の人通りが急増したため、試しにタライで冷やしたラムネを売ったところ、大ヒット。多摩川グラウンドから土手を隔てた向かいに、おでんと焼きそばを出す飲食店「グランド小池商店」を開店した。

 川上、長嶋、王、堀内、原、江川、中畑、桑田…。巨人は98年まで多摩川グラウンドを練習場として使用したが、歴代のG戦士たちは、みんなまつさんのおでんと人柄を愛した。練習を終えた後、土手を越えて店に足を運ぶのは日常の光景だった。文子さんは「長嶋さんは『おばちゃんが選んで』って何でも食べてました。王さんは丁寧な手つきでおたまを使って、シラタキとかさっぱり系を好んでいらした」と当時を懐かしんだ。東京ふうの濃いめのダシは、55年からつぎ足して守っている。最近では夫婦だけでなく、親族で協力して店番をしていた。

 店の中には約500点に及ぶ写真、色紙、バットやグッズなど、半世紀を超える巨人の歴史が詰まっている。80年代から90年代にかけて活躍した駒田徳広さん(現野球解説者)らは、今も時折、店を訪れるという。


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2010.05.1911:15

憲法改正原案、18日にも提出=自民(時事通信)

 自民党の石破茂政調会長は12日午前の記者会見で、国民投票法が施行される18日にも憲法改正原案を国会に提出する考えを明らかにした。改正原案には(1)憲法96条で定める改正の発議要件を各議院の総議員の「3分の2以上の賛成」から「過半数の賛成」に緩和(2)財政の健全性確保に配慮するよう義務付ける条文-の2点を盛り込むとしている。
 石破氏は「長い間、憲法改正を議論してきたわが党として、18日を期して改正原案を提出すべきだ」と述べた。衆参両院の憲法審査会が機能していないため改正原案が今国会で審査される可能性はないが、自民党としては、憲法改正への賛否が入り交じり、党方針を示すことができない民主党との違いをアピールする狙いがある。 

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2010.05.1212:25

普天間 徳之島移設断念へ ヘリ部隊分散、困難と判断(産経新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、政府が鹿児島県・徳之島への海兵隊航空基地の一部移設を断念する方向となったことが分かった。米政府が沖縄本島に駐留する海兵隊地上部隊との一体運用を強く求めているため、恒久的な基地を建設してヘリコプター部隊を分散させることは困難と判断した。複数の政府関係者が6日明らかにした。ただ、訓練の一部移転を含む何らかの形で、徳之島側の協力を仰ぐ方法を模索している。

 鳩山由紀夫首相は4月28日、徳之島の有力者、徳田虎雄元衆院議員との会談で、約2500人のヘリ部隊要員のうち最大1千人を徳之島に移すか、一部訓練を移転させる案を打診した。平成24年から普天間への配備が予定されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ部隊の移駐が念頭にあった。

 しかし、米側は4日に防衛省で開かれた日米実務者協議で、沖縄本島の地上部隊との距離が遠くなるため訓練や有事対応の際に一体運用が困難になることや、要員の分散で整備・補給作業が非効率になることを理由に移駐を拒否。地上部隊とヘリ部隊を65カイリ(約120キロ)以内の距離に配置する必要があるというのが米側の基本姿勢で、沖縄本島から約200キロ離れた徳之島は対象外となる。

 米側のこうした強い意向を踏まえ、政府は「最大1千人」のヘリ部隊を同島に移すのは極めて困難であるとの判断に傾いた。

 政府は米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市辺野古)に滑走路を建設する現行案を一部修正し、辺野古の浅瀬に杭(くい)打ち桟橋方式で普天間飛行場の代替施設を造る方針を固めている。徳之島は訓練や有事の際に約2千メートルの滑走路を持つ徳之島空港を代替施設の「バックアップ基地」として活用する方針だ。

 これに関連し、首相は7日午後、首相官邸で徳之島にある伊仙、天城、徳之島の3町長と会談する。鹿児島県の伊藤祐一郎知事も同席する予定だ。3町長はすでに受け入れ反対の意思を鮮明にしており、地元の移転反対派が集めた約2万人の署名を首相に手渡す。

 この会談について、首相は6日夜、記者団に対して、「沖縄県民の負担を可能な限り減らしたいという思いの中で、沖縄から近い徳之島の皆さんに迷惑をおかけすることにご理解をいただけるよう努力したい」と述べ、徳之島側に協力を要請する考えを示した。

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